#階段下のゴッホ #2022年ドラマ回顧録

深夜枠の30分TVドラマ。

メインキャストの2人、鏑木都役のSUMIREさん、
平伸太郎役の神尾楓珠さんに惹かれて、
最終回まで観てしまいました。

SUMIREさんは「ハルとアオのお弁当箱」や
「群青領域」「魔法のリノベ」でもかなり
存在感があったので注目していました。

う〜ん、浅野忠信さんとCHARAさんの
娘さんだったのですね。

神尾楓珠さんは出る作品ごとにキャラを
変えているので、要注意(笑)。

美大進学というエピソードが軸となって、
絵を描くことと自分の人生を見つめ直した
ゴッホに問い掛けるかたちでストーリーが
進んでいきます。

いや、ゴッホはほとんど関係ないけど。

でも、ゴッホを絡めることによって、
自己表現とウェルビーングについて
いまの価値基準で考え直させるという
攻めた内容になっていたと感じました。

「好きなことをやり続けること」と
「生活の糧を得ること」のバランスについては
フリーランス状態であれば必須の大命題。

いまだに答えは見つからないと思っていたのが、
時代とともにビーングの環境も変化するのだから
探し続けなければならなかったのだ、
と気づかされたのでした。