クロ現の国谷裕子さん復帰を観ながら

12月20日のNHK「クローズアップ現代」に、2014年までキャスターを務め、突然降板してしまった国谷裕子さんが出演した。

青木理さんの「熱風」でのインタビューも読み応えがあったが、今回の復帰作でも降板に関する周辺事情に関して語られることはなく、ちょっと消化不良だった。

たまたまXのタイムラインに流れていたリンクを拾うと、国谷裕子さんが自身の筆で語っている記事を紹介している記事があることを知ることができた。

国谷裕子さんの記事の掲載誌は岩波書店の「世界」2016年5月号。

目次を確認すると、特集の冒頭、「手記」として、「インタビューという仕事」と題して、その騒動をテーマにしていることがわかる。

内容は、リンク先記事にかなり多く引用されている。

クロ現復帰では、後任の桑子アナにエールを贈るといった空気感が強いように思えたが、裏金疑惑のいまこそ、あの「質問力」を発揮してほしい。

ジャニ会見でのていたらくな質問でジャーナリズムの質が問われているいまこそ。