8/8のウオッチリスト

晩ごはんを食べながら、「東のエデン」第5話をAmazon Prime Videoでレンタル。

じわりと話が濃くなってきました。これだけいろいろ隠しながら話を進めていくのは難しいんだと思いますが、そこに恋バナも絡めて、それがさらに不安感を増加させる。上手い構成です。

Amazon Prime Videoでプライム配信されていた映画「蜜蜂と遠雷」。


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映像化が難しいと言われていた原作だけあって、心象をイメージで表現しようとする場面も多く、しかしそれが逸れたり間延びさせるようではなかった。

演奏場面は秀逸。オケとのやりとりなどもとてもリアリティを感じる場面になっていて、それらがラストの静かな“気付き”につながっているのだろう。

松坂桃李演じる高島の存在が、ピアニストという天上界の人々と下界をつなぐ絶妙の立ち位置となっている。

塵の存在感はこの映画の評価を左右する問題になるかと思うが、その朦朧さこそが彼の“天使”たるゆえんであり、ある意味では彼が実在しなかったという演出でも可能ではなかったかと思うので、今回の選択は正解だと思う。