#三千円の使い方 8話最終回 [2月28日のTVながら観]

3,000円で生き方が変わる、というような自己啓発ブームの残り香を漂わせながら、生きることに対してなにを大切にしなければならないのかという環境を考えさせる、気づきのあるドラマだった。

家族の再生も扱っているので、大切な環境とは家族なのかという誤解を生みそうだけれど、実は家族においても社会という大きな枠においても重要なのは関係性であり、相手の視点を意識できる想像力
(あるいは“思いやり)であるはず。

なので家族制度の弊害を何気に取り上げようとしたスパイシーな一面もあったドラマだったんじゃなかろうか。