日本の難民問題トピック

#モーニングクロス 

#2021年1月22日 

東京MXテレビの朝のニュース番組「モーニングクロス」のメモです。

横浜のピープルポート株式会社の事例

番組の特集で、難民の話題が取り上げられていました。

取材されていたのは、横浜にあるピープルポートという会社。

私たちが目指すもの POLICY なぜ、電子機器の回収で寄付をするのか

パソコンなどの電子機器は、企業がお金を払いゴミとして処分されてきました。しかし、それらの中にはリユース・リサイクルを通じて再利用できるものが多くあります。そのため不要となった電子機器を無料回収し、さらに買取も可能となるのです。

そんな中、企業様から「無料回収だけで十分」というお声を多く頂きました。それならば、少額ながら買取相当額を日本の将来を担う子供たちのために役立てたい。そんな想いからこのプロジェクトは始まりました。

私たちのリユース・リサイクル工場について

ピープルポートの工場では、母国での紛争や迫害を理由に日本へ逃れてきた難民が働いています。彼らは日本語が話せないため、逃れてきた日本でも貧しく孤独な生活を強いられています。

ピープルポートでは、日本語が話せなくてもすぐに働くことができ、日本人のスタッフそして地域の方と繋がりの持てる職場を提供しています。同時に、毎日無料の日本語教室を開き、彼らが日本社会に馴染めるようサポートをしています。

https://peopleport.jp/

“みんなの「いらない」を子供支援の資金に変える”をテーマに、「ゴミとなるはずだった電子機器をリユース・リサイクルを通じて価値あるものに変え」ることをめざし、その過程で「日本にいる難民の雇用」を創造するーーという会社。

代表の「難民としてではなくビジネスパーソンとして生活できるように」という言葉が印象的でした。

先進国のなかで突出して低い日本の難民認定率

番組で紹介されていたデータのなかで驚いてしまったのが、世界の認定率における日本のポジション。

かなり低いことは、前々から資料を読んだことがあったノで薄々気づいていたのですが、これほど酷く差があるものだったとは驚きでした。

申請者の国籍は76か国にわたり,主な国籍は,スリランカ,トルコ,カンボジア,ネパール,パキスタンとなっています。これら上位5か国からの申請者数は, 申請者総数の約62%を占めており,申請者の多くが特定の国籍に集中しています。

令和元年における難民認定者数等について

ーー世界を見るのではなく、足元の日本にいる難民のことを意識することに意味があるーー

まとめ

世界の国々の交流が物理的にストップさせられてしまったいまだからこそ、移動せざるをえなかった人たちがいることの意味を考えるときなのかもしれません。