TSUTAYA.comのeBOOKsが電子書籍販売のサービスを終了してしまった件

 

この記事は、2014年10月にアップして、消えてしまったものの再アップです。

 

「TSUTAYA.com eBOOKsサービス終了のお知らせ」というニュースが届いた。

 

スクリーンショット 2014-10-25 10

 

寡占なのか、マーケットが拡大していないのかはともかく……

 

こうした撤退はとても残念だ。

 

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TSUTAYA.com eBOOKsサービス終了のお知らせ

平素は「TSUTAYA.com eBOOKs」をご利用いただき、誠にありがとうございます。
このたび、「TSUTAYA.com eBOOKs」は、2014年10月31日(金)に販売を終了、2014年12月31日(水)をもって全てのサービスを終了させていただくことになりました。
これまで、ご購入いただいたコンテンツについては、2015年1月中旬(予定)より、株式会社BookLiveの運営する「BookLive!」サービスにて、引き続き閲覧いただけます。
※一部、引継ぎができないコンテンツがございます。ご購入いただいた中に引継ぎできないコンテンツがあった場合は、購入金額分を「1ポイント=1円」とし、Tポイントにて返還させていただきます。

ご購入いただいたコンテンツの引継ぎ方法など、詳細につきましては、2014年10月31日(金)にサイトでお知らせします。
サービスをご利用の皆様には大変ご迷惑をおかけ致しますが、何卒ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。

 

 

そもそも電子書籍販売にビジョンはあったのかというところから疑問に感じてしまうのだが、扱う商品が軽いイメージがあったため、安易な参入があったのではないかと勘ぐってしまうほど、乱立気味だったこの業界が淘汰されているように感じる。

 

すでに「電子書籍は読む権利を購入するだけで自分の所有物にはならない」ことは流布しつつあると思うのだけれど、それを知っていてもこうしてある日、自分の本棚から忽然と買った(と思っていた)本がなくなる(読めなくなる)というのは、精神的にいいわけがない。

 

私もすでに経験しているが、せめて権利を移行して、ほかのプラットフォームで読めるようにするのは義務だと思うのだが。

 

eBOOKsでは引き継ぎがあるようだが、正直言って引き継ぐほうのサービスがいいのかという不安もある。

 

なんだか愚痴ばっかりになっちゃったけど、便利になるんじゃないかと期待した分野だけに、こうしたニュースを耳にするとがっかりしちゃうのだ。