ネトフリ広告付き低価格プランの導入も検討か?
#Netflix
「Netflix、「ただ乗り」1億世帯 表面化した成長の壁」という見出しの記事が目に止まりました。
ウチでは検討はしたものの、可処分時間が足りないという理由で(あとはサブスク課金の必要を感じられないという理由もあって)、ネトフリにはハマらずに過ごしていました(笑)。
#タダの貧乏根性だろっ
記事では、3ヵ月ごとに開示している世界の会員数が過去10年で初めてマイナスになったこと、公表された2022年1〜3月期の決算にマイナスの付いた数字が見られたことなどをあげています。会員数は前四半期より20万人減。これが理由で、株価は一時26%も急落したとのこと。一気にパソコン大手の米ヒューレット・パッカード規模の金額が失われたのだそうです。
#PCメーカーの売上規模が小さすぎるのか?
ロシアのウクライナ侵攻の影響も少しはありますが、主な理由は前々から問題視されていた「不正利用の放置、競争の激化、そしてネットフリックスの収益構造の難しさ」にあると記事は指摘しています。
不正利用は、「ただ乗り」と呼ばれる“同居家族ではない第三者のアカウントを借りて作品を視聴する」というもの。これが1億世帯を超えて、ネトフリ視聴者の1/3に及んでいるとは、確かにダダ漏れていると言えるでしょうね。
競争機激化も見逃せず、米アップル(Apple TV)の追撃は影響が大きいようです。
そしてやはり、強豪が出てきたことで乗り換えやすいサブスクという収益構造の問題も、経営陣は再検討せざるを得なくなってきているということなのです。
2022年後半には米ウォルト・ディズニーなどが広告付きプランを追加するそうで、こうしたことがネトフリを動かしているみたいですね。
世界的なインフレ傾向やポストコロナで動画サービスにとってはこれまでと風向きがだいぶ変わってきているようですが、今年の後半にはまた「どれを選ぼうかな」と別な意味で(別の選択肢で)迷う時期が訪れるのかもしれませんね。
参考:Netflix、「ただ乗り」1億世帯 表面化した成長の壁|日本経済新聞電子版 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19A060Z10C22A4000000/?n_cid=NMAIL007_20220420_Y&unlock=1