鳥飼茜の仏誌「ル・モンド」インタビューをもとにした記事が「クーリエ・ジャポン」に掲載されていた

クーリエ・ジャポンで仏誌「ル・モンド」が行った鳥飼茜さんのインタビュー記事が掲載されていた。

鳥飼茜さんは漫画家。

私が鳥飼茜さんの名前を意識したのは、TVドラマ「ロマンス暴風域」を観てから。

不思議な世界観に魅了されて、名前を覚えていた。「サターン・リターン」を途中まで読んでます。

記事では、鳥飼茜の作品で最初にフランスで紹介されたのが「先生の白い嘘」。

この作品は、ミソジニーと性暴力を正面から取り上げる。若い教師である主人公の原美鈴は、レイプされたことがある。傷を負った彼女が立ち直ろうともがき、自問自答する姿が描かれる。その描写は、非常に詳細で人の心のひだに触れるかのようであり、穏やかではなく、ときにエロティックだった。

確かに、こう指摘されると、フランス語のみの筋立てかなと思ったりする。フランス映画になりそう。

鳥飼茜さんのインタビューは、彼女が2023年1月末にフランスのアングレーム国際漫画祭に出席したタイミングで行われた。

その記事をもとに「クーリエ・ジャポン」がまとめたのがリンク先の記事になる。

鳥飼茜さんは“フェミニスト・アーティスト”と紹介されることも多いというが、読んだ印象ではジェンダーよりも広い、深いところのモヤモヤを扱っているように感じている。

また、いくつかの作品を読んでみようかな。