ケイジとケンジ、時々ハンジ[TVながら観memo]

最終回まで観てしまったが、1話読み切りで本格的な刑事ものでも法曹ものでもなく、いわゆるコメディドラマであるために、肩透かしのような最終話となってしまったのは残念。

シリーズ後半はケイジンと仲井戸豪太役の桐谷健太さんの暴走も控え気味になってしまい、元職の教師っぽさが薄れてしまった。

その代わり二階堂俊介役の北村有起哉さんがグッと男前になっていったのだけれど、このあたりのエピソードの盛り方が足りなかったというのが正直な感想。

3年ぶりのシーズ2だからもうちょっと丁寧に群像のキャラを描いて、その関係性が警察、検察、裁判所という立場の違いによる温度差につながって、事件の意外な面をあぶり出すような展開を絡めてくれるとよかったのになあと思った次第。