#100分de名著 「 #いのちの初夜 」 #北條民雄 [3月1日のTVながら観]

第4回 絶望の底にある希望

ハンセン病をテーマにした北條民雄の著書『いのちの初夜』を扱った4回シリーズのラストは、『いのちの初夜』発表後のエピーソードから、北條の生き方の変化や遺したものの意味を探る。

隔離による社会性との分断という、人権を無視した行為は、今日も難民や精神病院への強制入院などの問題となって残り続けているが、当事者からの視線で綴られた北條の作品は本当に貴重なものだと感じる。