2022年12月29日
イヴ・クラインの“青”は自分が宇宙の一部であることを示すアイデンティティだったのか!
「日曜美術館」で、「青の彼方へ イヴ・クライン 現代アートの先駆者」を観て。
International Klein Blueについて
青は空間→宇宙→宇宙に署名することがこのアートの発端だった
ヘックス値(カラーコード)#002FA7
RGBはG47, B167
CMYKはC98, M84, Y0, K0
111ヘルツについて
「脱物質化」をめざしたイヴ・クラインと同時代に影響関係にあった作家や、その制作アプローチを新たに解釈した現代アーティストの作品も展示する企画展が開催されている金沢21世紀美術館で、興味深いインスタレーションが紹介されていました。
ハルーン・ミルザ『青 111』(2022年) 青いLEDライト、音、水の波紋で構成されるインスタレーション作品。スピーカーから発される音は111ヘルツで振動し、LEDの光も111ヘルツで点滅する。作家は、先史時代に北欧で儀礼空間として建てられたと考えらえる巨石建造物が、111ヘルツの周波数で共振する構造を持ち、その周波数が人間の脳機能に影響を与えるという考古学の調査を参照。現代の儀礼空間の創出を試みた。
111Hz(ヘルツ)の周波数は、古代宗教の儀式でも用いられていたとか。
111Hzの周波数の音によって瞑想状態が引き起こされるようです。
マルタの古代遺跡の寺院は111Hzで共鳴するように設計されていることが調査でわかったそうです。
ウチには4096Hz(C)と528Hz(C)の音叉がありますが、111Hzも買ってみようかな。2,000円ぐらいのようなので。
あと、金沢21世紀美術館、行きたい!