ドラマ「江戸モアゼル」はタイムワープもののコメディーでは秀逸だったのではないか

「江戸モアゼル」

江戸で輝く粋な花魁と、イマイチ決断力に欠ける草食系男子!
他人を想う気持ちは同じくらい深いのに、行動し過ぎてしまう女と、
考えすぎて何も行動できない男。
真逆の二人を中心とした、時代を越えたハートフルコメディ!!

疲れた現代女性の心を癒す&時空を超えたラブストーリー

2021年第1クールの連ドラではかなり楽しませてもらった作品。

なんといっても主演の岡田結実さんの花魁・仙夏がはまり役。

3つの恋バナのサイドストーリーが巧みに組み込まれ、そのどれもがきちんと処理されて、構成的にも感心した内容でした。

Key Learning

タイムワープでは、武士が原題にというパターンが多かったのではないかと思いますが、花魁というのは斬新。

っていうか花魁が現代に馴染んでしまうシチュエーションを考えられたという原作が、まず勝利の方程式のひとつとしてあるのでしょう。

帰らなければならない定めというのも、かぐや姫や浦島太郎の昔からあるバターンながら、そこでどのようにどんでん返しを魅せてくれるのか──。

その期待に見事に応えてくれた作品でした。

江戸モアゼル原作マンガ


江戸モアゼル /幻冬舎コミックス/キリエ

「江戸モアゼル」オリジナル・サウンドトラック


読売テレビ・日本テレビ系 木曜ドラマF「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」オリジナル・サウンドトラック/CD/UZCL-2209