2020/08/30のテレビ(録画)鑑賞
昼のながら観
そういえば昨日書き忘れていたんだけれど、ネットラジオの編集をしながら観ていたのが勝新太郎の「座頭市」の映画。1964年のものらしい。でも、リマスターされていたみたいで、映像はとてもきれいだった。ウチの父親が時代劇大好き人間だったので、子どものころから見せられていたんだけれど、どうにも座頭市の立ち居振る舞いになじめなかった。でも最近、BSフジ(かな?)で「新・座頭市」をたまに観るようになって、脚本がアングラっぽくて興味を引かれるようになっていた。この映画は「新・座頭市」よりかなり前だけれど、勧善懲悪ではなく、情を優先しているところが共通しているのではないだろうか。それにしてもいま観ると、殺陣もかっこいいし、台詞もシビれる(笑)。
ザ・ノンフィクション「最終学歴は中卒だけど… ~ボクの働く場所~」
家に居るときのルーティン。「開運!なんでも鑑定団」のあとに「ザ・ノンフィクション」という流れ。
ラジオコンテンツの編集をしながらのながら観だったので深くは考えなかったが、外国人学習問題といいこの問題といい、文部行政は課題がぜんぜん解決していない感が強い。
夜のお供
「麒麟がくる」
再開。待っていたわけではないと思っていたんだけれど、観たい。
というのも、昨日書いた「にっぽんの芸能」で観た村上湛の解説で、なぜ足利氏が戦国の世で下剋上されずに残ったのかを理解し、そうなると信長と光秀の関係性も能によって解くことができるんじゃないかと思って、ワクワクしてきた。そもそも光秀が影の存在として生きてきたのは、清和源氏に仕えるものとして当たり前のことだったわけだろう。そうなると、天皇の僕として仕える大将軍にあるまじき考えを抱いていた信長は天誅されるべき存在だろう。という妄想が楽しい。
「お花のセンセイ」
スペシャルドラマなので、録画せずにオンタイムで観る(というか「半沢直樹」を録画していたのでこちらは録画できないのです)。
期待以上におもしろかった。漫画的な内容ではなく、しっかりと幕ごとに決着と次の展開への布石があって、とてもいいドラマづくり。
政治ネタはどこかでデフォルメしないと収まらなかったりすると思っていたのだけれど、それも含めて沢口靖子の見事なキャラづくりと演技でクリアされてしまった。