2018年12月29日
『カウンセラー物語──心に寄り添う21人の軌跡』を読んだ
私のカウンセリングの先生が参加している本。
内容は、カウンセリングに関わる21人がそれぞれの想いを語るというもの。
当然、温度差があるし、受け手の好みもある。
それって、カウンセリングにも通ずる。
すごいと言われる“先生”が必ずしも“全能”じゃない。
もちろん、キャパがあるというのは、それだけ能力が高いことを示す。
でも、高い能力ですべてを仕切れる、ということではない。
キャパがある(つまり対応できる)ということが能力の高さを示しているだけで、そのキャパから外れたものに対しての能力を発揮できていることを示すわけではない。
そういうことを知るには、こうした“実話”を読んで、自分がどう感じるかを見てみるしかない。
そういう意味で、21のバリエーションを示してくれる、貴重な“試験紙”になってくれる本だと思います。