手書き履歴書は是か非かという論争はリクルート整形と根が同じのような気がする
履歴書を手書きにするかPCで仕上げるか、どちらが有利なのかという論争がネットで広がりました。
the look of Gabriela by Barabeke
もともとは匿名の「履歴書が手書きの奴は採用候補に入れたくない」という自称採用担当者のブログ投稿に端を発したものと「履歴書手書き論争、実際のところPC作成とどちらが有利なの? 大学ジャーナリスト・石渡嶺司|THE PAGE」にありました。
これに対して堀江貴文氏が同調したことで炎上。堀江氏はPC支持派です。
ところが、この「履歴書手書き論争、実際のところPC作成とどちらが有利なの? 大学ジャーナリスト・石渡嶺司|THE PAGE」によれば、企業の採用担当者はネットの意見とは逆で、手書き派が大勢を占めていました。
考えてみれば、PCのスキルなんてすぐにわかりますから、わざわざ履歴書でアピールするまでもないこと。
それよりも手書きの履歴書は面接に匹敵する自己アピールになり得る、ということなのでしょう。
もちろん、手書きのほうが有利ということではなく、あくまでも選考時の要素のひとつにしてもいいぐらいな感じのようですが。
企業の採用担当者はエントリーシート離れが顕著に
エントリーシートが画一的で選考の資料にならないとの判断から、履歴書重視の企業も増えているそうです。
私は新しい仕事のプレゼンには、職務経歴書をつけることもあります。履歴書では画一的すぎて、自分のこれまでの経歴をもっとアピールしたいときに利用できると考えたからです。
また、職務経歴書を書いてみると、自分の仕事の傾向が客観的に分析できたりもします。その結果、どういう営業活動ができるのかを考え直したりもできます。営業はフリーランスにとって最重要課題ですからね。
いずれにしても、履歴書というファースト・インプレッションでいかに相手の心をつかむかを考えれば、手書きかPCか、自分はどちらを選んだほうが有利なのかが自ずと見えてくるのではないでしょうか。
リクルートのために整形しても、面接してみると中身がないことがばれてしまっては意味がありません。履歴書にこだわるよりも、やらなければならないことがあるでしょうということですね。