2018年1月26日
台風一過で晴れた午後に神奈川近代文学館まで「須賀敦子の世界展」を観に行ってきた
この記事は、2014年10月14日にアップして、消えてしまったものの再アップです。
台風19号が過ぎて晴れた午後、仕事もひと段落したので山手の神奈川近代文学館まで出掛けてみることにした。
JR根岸線の石川町駅元町口を出て元町商店街を抜け、みなとみらい線の元町中華街駅改札のところにあるエレベーターを上がるとアメリカ山公園に到着。
そこから……
少し歩いたところにあるのが神奈川近代文学館。
目的はこちら。
「須賀敦子の世界展」
ボクは須賀敦子さんの著書を読んだことがないのだけれど、カミさんがファンだったので、お付き合いすることにしたのだった。
なんとラッキーなことに、この日は開館30周年の記念日で、入場料が無料!
記念の絵はがきもいただいてしまった。
作家としては昭和末期から平成で活躍した人で、長く翻訳にも携わっていた人なので、タイプライティングに抵抗なく、原稿も早くからワープロを使っていたとか。
ということで、直筆原稿が少ない展示だった。
その代わり、書簡やメモが多く展示され、そこに思考の断片が感じられるおもしろい企画になっていた。
神奈川近代文学館の前庭からベイブリッジを臨む。
昼までは初夏を思わせる陽気だったのに、夕方になると肌寒くなってきた。
やっぱり秋なんだなぁ。