念願の池田学展を見てきました

 

ネオ細密画の鬼才、池田学さんの個展を見ることができました。

彼を知ったのは、半年ぐらい前のEテレの番組。日曜美術館だったかな。

かなりのインパクトがあったので、ぜひ実物をこの目で見てみたいと思って、リマインダーしておきました。

ただ、東京の会場が日本橋高島屋だったので、開催中にそちらへ出向く用事がないと、たぶん見ることはできないだろうなぁと、半分諦めモードだったというのも正直な話。

ところが、ちょうど日本橋三越でライヴ取材が入ったので、その前に立ち寄ることができるという、絶好の条件が揃ったのでした。

 

池田学展リーフレット

 

この個展、テレビのニュースにも取り上げられたほどの話題のあるもので、その映像ではオープニングで長蛇の列だったようです。

なのに、僕が行ったときは並ばずに入れて、それほど渋滞もひどくはありませんでした。

 

池田学さんの絵は、離れてみたりグッと寄ってみたりしないと、その本領を発揮してくれないので、あまり混雑がひどいと、鑑賞した気になれないから、ホントによかったとあとになってつくづく思ったものです。

 

それにしても、10センチ四方のような小品から、何メーターもの大作まで、縦横無尽に緻密な先を走らせるその作風は、見る者を飽きさせません。

 

残念ながら、その後の取材があったので切り上げましたが、できればもう1時間ほど寄ったり離れたりしながら、池田学の世界に浸っていたかったなぁ。

 

異空間を切り拓いていくジオラマのような作品、といえばいいでしょうか。

 

とてもおもしろい時間を過ごすことができました。