アンドロイドは「源氏物語」の夢を見るのかな?

AIが「源氏物語」の解読を手伝ってくれるというニュース。

Google BrainのDavid Haさんは以前から落書きデータセットを使って『落書きができるAI』、漢字データセットを使って『漢字が書けるAI』などの開発、公開をしてくるなど手書きAIのパイオニア的存在ですが、今回日本の国文学研究資料館と共同で古文書解読AIに必要な「くずし字データセット」を用意し、公開しました。

活字化された文章を読んでくれるというのではなく、くずし字を判読してくれるというのです。

私は大学で江戸文学を専攻、板木の刷り物が多いとは言え、くずし字を読めないと仕事に、いや、研究にならなかったので、この話題は夢のような話ですね~。

OCRや形状認識の発達を考えると、それほど実現化は難しくなかったのかなとは思いますが。

そういえば、このブログもペン入力機能を使っているのですが、ヘロヘロした書き文字もちゃんとデジタルに変換してくれているのは、“くずし字”に通じるものがあるのかもしれませんね。