LINEのグループ機能は女子高生も「使えないかな〜」と感じていた話
父 そういえば、LINEだったらグループで勉強するのもアリ? 1対1じゃなく、複数人で勉強もできそうだよね。
娘 いや、それがそうでもなくって、LINEで6~7人で1つの問題を解こうとしたことがあったんだけど、機能しなかった(笑)。
父 会話が破綻するのかな。
娘 まさにそれ。「これ分かる?」「分かんないなー」「つか、むずすぎね?」「だよね~」「どこから手を付ければいいの?」「さあ?」「誰か分かんないのかよ~」「ムリー」みたいな流れになって、全然勉強にならなかった。
父 そのうち、雑談が始まって……。
娘 で、気付いたら未読が300とかたまっててひっくり返りそうになった
いまや、スマホがあれば効率的な勉強もお茶の子さいさいの時代。
コミュニケーション・ツールとしてマストの存在になっていた感のあるLINEが、実はその利用中心層と思われるJKに「使えないかも〜」と思われていた、というのが上の記事です。
私も、LINEには便利な部分と、まったく不向きな部分があると感じていたので、とても共感しました。
トークのタイムラインが分割・階層化できないことが原因ではないかな。
関連する発言にさかのぼるのもかなり困難。
だから、「そだね〜」という返事が、誰のどの発言に対してなのかが迷子になったいることの多いLINEグループなのです。
そしてさらに、その「そだね〜」が紐付けしづらいので、統計にならない。元の発言が支持されているのか不支持なのかがわからないまま、会話が進んでしまうわけです。
これでは議論ができないですよね……。
LINEグループは回覧板、話し合いは個人間のLINEで、というルールを共有していないと、ちょっと使えないと思います。
だから、LINEグループで「おはよ〜」と発信する場合は、その日のメンバーのご機嫌をチェックするというような目的がないと、タイムラインが混乱するだけなんですよね。
グループウェアはほかに使えるレベルのものがあるので、そちらに移行したほうがよさそうです。