音声入力はライターの概念を変えるだろうか?
音声入力の話題が増えてきているようですね。
ボクも、勝間和代さんのブログなどを読んで、改めて音声入力にチャレンジしているところです。
繰り返ってみれば、記憶を定かでは無いのですか、Windows 2000ぐらいのときに、音声入力ができるソフトウェアとヘッドセットを買って、インタビューの文字起こしにチャレンジしていたことがありました。
音声認識に関してはなかなかの性能だったのですが、いかんせんマシンの能力が低かったために入力のスピードが極めて遅く、実用的なレベルではありませんでした。
それ以来、音声入力に関しては懐疑的なままだったのですが、「ヘイSiri!」とか「オッケーGoogle!」みたいな機器の活用を聞くようになって、ちょっと使ってみようという気になったわけです。
優れていると感じるiOSの音声認識
実はこのブログも音声入力を使っているのですが、MacBook Airでは認識がちょっと甘い感じがするために、iPodで入力するようにしています。
僕のiPodは、すでにiOSのバージョンアップもできない古いタイプですが、音声入力に関しては遜色ないようです。
iOSの音声入力では、アプリを選ばずに音声入力ができるので、とても便利だと思います。
問題は、iPodを入力専用に使う場合にそのテキストをコピペしなければならないという作業が増えてしまうことです。
これに関しては、シンプルノートというアプリがとても役にたってくれています。
すでに一般化している音声入力
この記事では、コールセンター、医療機関、競争機関、マスコミなど幅広い業種で音声認識と入力のシステムの導入が進んでいることを紹介しています。
人力で文字をデジタル化するよりも2〜3倍速く作業が完了すると言うことですので、これからもこうした作業を必要とする職場での活用は進むでしょう。
実際に、ここ2ヶ月ほど音声入力を使って原稿などを書いてみたところ、かなり使い勝手が良いと言う感触を得ています。
もちろん、滑舌の良し悪しや周囲の雑音といった環境要因の影響も強く受ける入力方法ですが、速さに関しては圧倒的と言わざるを得ないのではないでしょうか。
ライターとして大きな問題となるのは、しゃべった言葉がそのまま文字になって文章として大丈夫なの、と言うことでしょう。
これに関しても、「話すように書く」ということが読み易い文章のポイントである、と言う教えがあることを考えると、音声入力にとても優位性があるのではないかと考えることができるのではないでしょうか。
また、多くのブロガーたちが指摘している、音声入力時の修正のしづらさについてですが、この点を克服してくれるのはiPodやiPhoneのようなガジェットでの音声入力ではないかと思っています。
ボタン1つで音声入力に切り替えることができて「完了」ボタンを押せばフリック入力ですぐ修正ができるこれらの入力方法の併用は、でも便利だと感じています。
とりあえず途中経過報告です。