万年筆は「書く」という創造行為に欠かせないアイテム(なはずだ…)

 

この記事は、2016年にアップして、消えてしまったものの再アップです。

 

ウチの引き出しにしまわれている万年筆を出して並べてみました。

30年ほど前に買ったものから最近のものまであります。

左から3本目の緑のキャップは昨年あたり話題になっていたカクノ。

右から2本目はオート。

安くて外でも使えるものが欲しくて買ってみたんですが、やっぱり千円ぐらいのものは飽きてしまうんですね、書き味的に。

ペリカンは大井町の達人に預けて調整してもらったのですが、どうやらペン先が寿命のようで、お休みいただいています。

右端のパーカーのスターリングシルバーも30年選手ですが、ここのところ引っ張り出して使っていると、軸先からイングが若干漏れるようになってきてしまいました。

 

アルバイト代をはたいて購入したモンブランも30年選手。いまや2.5倍ほどの価格になってしまったので、買い直すのは無理だなー。

銀座で調整してもらったところ、すこぶる調子がよくなってくれたのですが、それだけに表に連れ歩くのは避けたい…(笑)。

 

そこで先日、ネットで探していたら、よさそうなものがあったので、ポチしてみました。

プラチナの#3776。

 

6千円はちょっと高いかなあと思ったのですが、14金ペン先というところに惹かれました。

それより安いとステンレス製ペン先なので、また同じ失望を味わわないためにも奮発。

書き味は、まだ硬いかな。でも、インクの流れはとてもいい感じです。

外出のときは小さめの原稿用紙やメモを使うことが多いので、細字にしたんですが、細くてもインクの出がいいのは合格。

しばらく活躍してもらえるでしょうか…。

 

 

2018年2月追記

プラチナの#3776は、ファースト・インプレッションのとおりで、硬い書き味が変わらずに、ボクの好みではありませんでした。残念。

 

そこで懲りずに、同じクラスの万年筆を探していたところ、目に止まったのがこれ。

 

 

どうやらボクはプラチナ万年筆のペン先よりセーラー万年筆のほうが好みだったようです。それを先に知ることが出来たらあの出費をせずに済んだのに……。

まぁ、人生はなにごとも勉強ですな(笑)。