ライティングがオワコンでないのであればクラウドソーシングが低賃金でも機会増加すればいいのではないだろうか?

 

この記事は、2015年にアップして、消えてしまったものの再アップです。

 

業界団体がクラウドソーシングの待遇改善に対して動き出したというニュース。

 

_DSC0357 [no title] by Savannah Roberts

 

 

クラウドソーシングが新しい働き方として注目されているのは、ネットという新しいコミュニケーション・ツールを使うことで、これまでにないチャネルの顧客を川下のクリエイターたちに示したことにあると思っています。さらに、中間マージンを省いたことがニーズを喚起していることは無視できません。

 

つまり、安いから使おう、という前提があるから発展してきたとも言えるわけです。

 

付加価値を加えて、それに対する(割安な)追加料金を設定するのであれば問題ありませんが、せっかく育ってきているクラウドとワークスタイルのモデルケースを、待遇改善というような意味不明の労組的な旧悪な発想で壊されるのは迷惑です。

 

仲介役は契約の履行を監視するのにとどまるべきで、労使交渉に話をすり替えるべきではないと思います。そもそも労使的な問題に引き寄せようとすること自体、フリーランスで働く場としてのクラウドソーシングとネットワーク・ツールにそぐわないのではないでしょうか。

 

個人的な感想として、出版界およびライティングの世界でもまだまだバブルの記憶から抜け出すことができていない印象が強くあります。