コンテンツ制作にとってなにが重要なのかを大御所ロバート・ローズ氏が解説
この記事は、2015年にアップして、消えてしまったものの再アップです。
1/52 Annikas Pokerface by luke.baldacchino
コンテンツ・マーケティングへの影響力が大きい人物トップ50の10位に位置するというロバート・ローズ氏。
その彼が、コンテンツ・マーケティングについての最新情報を語っています。
ローズ氏によれば、現在はマーケティングの第7の時代に位置しているとか。
各時代で20〜30年のスパンがあり、「取引」「生産」「販売」「マーケティング部門」「マーケティング会社」を経て、1990年代から第6の「体験(エクスペリエンス」の時代へと進化していたマーケティング。
それが現在では新局面へ突入しようとしているそうです。
それは、企業と消費者の関係の複雑化がキーポイントになっているとか。
ロイヤルティに関する変化はすでに指摘されていますが、製品やサービスに対するロイヤルティの内容が変化している、と。
消費者のロイヤルティの矛先は「創り出された体験」に向けられているという指摘です。
そして、その「創り出された体験」にとって重要な核の部分にあたるのが、コンテンツである、と。
イメージや付加価値というところに注目が集まっていたマーケティングに関して、ローズ氏は「すべてがコンテンツ」と言い切っています。
コンテンツを充実させることによって、これまでウィークポイントだったものが改善され、ビジネスが劇的に変化する可能性を秘めているという主張は、コンテンツ制作側にとってとても興味をそそられます。
ステマとコンテンツ・マーケティングは紙一重だと思っているのですが、その差を生むのはほかでもない、こうした意識の違いではないでしょうか。
役立つ情報としてのコンテンツを提供できているかどうか。。。
書く側にとって、書く意味を問われる「価値観の変化に対応せざるを得ない時代」でもあるかもしれません。