[Book Review]マッテオ・モッテルリーニ『経済は感情で動く』

 

 

著者は…

1967年ミラノ生まれの大学准教授で、科学史、科学哲学、認識論、論理学、ミクロ・マクロ経済学が研究分野。

人間のとる行動が経済に与える影響を、心理学的に分析するのが行動経済学。その入門書としてベストセラーを記録したのが本書だ。

経済は理論に基づいているという考えでは説明がつかなかった事象を、次々に解き明かすのが、この行動経済学。

金融のリテラシーを測るときの定番問題とされる「すぐに1,000円貰えるのと1年後に1,100円貰えるのとどちらを選ぶか」という時間的な選好の逆転もそのひとつ。

クイズを解いていくうちに、人間の気分が経済を大きく動かしている基本的な部分を把握できるようになる、楽しいドリルである。

ちょっと値段は張るし、内容もギッシリで、手軽に読み始めるタイプの本ではないが、その分しっかりと行動経済学の入り口に立つことができるだろう。

 

 

投稿者: gwt

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