1/18の読書:マズルカ vol.1

新しい音楽雑誌が発刊されるというネットの情報を目にした…

このご時世に、である。

なんとも奇特な話に惹かれて、桜木町駅前のコレットマーレに入っている紀伊国屋書店まで買いに行ってみることにした。クリスマスも近いころのことだった。

すでに発売されているという情報はあったのだが、店には見当たらなかった。

店員さんに尋ねてみると、確かに出ているが、取り寄せになるという。

Amazonという案も過ったけれど、せっかく調べてくれた店員さんの労をねぎらって、取り寄せることにした。

翌々日、手に入れたその雑誌は、年を越すまであまり読む気になれなかった。

まずは、パラパラとめくったときに1記事のヴォリュームが大きく、つまり何ページにもわたる記事が多いので、つまみ読みがしにくいと感じたのだ。

この感覚、かつてのアングラ雑誌に感じたものに通じる。

おそらく、目次に並ぶキーワード、人名に反応できないと、この雑誌はまったく意味のない紙屑に思えるだろう。サブカル誌とはそういうものだ。

そんな懐かしい感触を楽しみながら、ようやくお気に入りのカフェでコーヒーを飲みながらの開いたのが昨日。

予想外に、一気に2/3ほど読んでしまった。

第一特集の「井山大今」に反応してしまったのだ。

松井五郎×御徒町凧の対談も8割おもしろかった。松井さんが受け身すぎるところがもどかしいのだが。

一方、ほかのテーマは、まったくと言っていいほど反応できなかった。そこから興味が芽生える、ということもない。それこそが正しいサブカルなので、これはやむを得ない。

つまり、この雑誌はほかの音楽誌以上に誰にでもオススメできるものではない。

ファンが泣いて喜ぶ情報満載である分、猫に小判となる確率も高くなるのだ。

だから、読後感もちょっと複雑なものになっている。

2号を買うのかと問われれば、特集次第と答えるしかない。でも、雑誌とは本来そういうものなのではなかろうか。ブランド化や、広告媒体以外のところにあった雑誌の魅力を久しぶりに思い出させてくれた。

 

投稿者: gwt

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